只見線関連で気になるニュースがありましたので、転載します。(一部編集)
福島県や観光団体などで構成する「只見線利活用推進協議会」は2023年4月末、第二期となる2027年度までの只見線利活用計画を策定しました。その中で、オリジナル観光列車を導入し、定期運行をめざすとしています。
只見線利活用計画では、同線の目指すべき姿を「日本一の地方創生路線」に設定。利用促進を図る複数の重点プロジェクトを進めるとしています。
その一つとなる「目指せ海の五能線、山の只見線プロジェクト」には、「会津地域ならではの企画列車を運行し、将来的にはJR五能線リゾートしらかみのような只見線オリジナルの観光列車の定期運行を目指す」方針が盛り込まれました。
具体的には、県が観光列車のタイプや運行形態 (運行方法、運行区間、ダイヤ等)、サービス、列車の仕様などについて検討を実施。いっぽうJR東日本は、観光列車として改装を行う車両の確保に向けて調査するとしています。
JR東日本では、五能線の「リゾートしらかみ」や大湊線・津軽線の「リゾートあすなろ」など、各地で観光列車「のってたのしい列車」を運行していますが、屈指の絶景路線である只見線には、意外にもそうした路線専属の列車は導入されていません。
今回の取組みにより、将来的に「海の五能線」に並ぶ「山の只見線」として、世界から注目されるエリアを目指すとしています。只見線利活用計画にはこのほか、「快速」の運行を視野に入れたダイヤ検討、只見線専用のフリー切符の導入可能性検討なども盛り込まれています。全文は、こちらからどうぞ