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沼沢湖の謎の三角施設

沼沢湖をご案内させていただくと、湖上の水色の三角の施設が目につきますが、

「あれは何ですか?」とよく質問されます。

これが回答です。「東北電力株式会社 水質監視装置沼沢監視局」です。

以下東北電力(株)の説明です。

「東北電力株式会社 第二沼沢発電所」は沼沢湖を上池、只見川の宮下調整池を下池とし、その間の落差214mを利用して発電と揚水を行う最大出力46万kWの揚水式発電所です。上池の沼沢湖は満水時の湖面の標高が475m、周囲8km、最深部が90mを超える約6,000年前の火山活動によってできたカルデラ湖です。この付近は、只見・柳津県立自然公園区域となっており、景観保護のため発電所の主要な構造物を地下式にしたほか、水質保全のため水質監視装置や上池に生息するヒメマスを保護するための魚群迷入防止装置を設置するなどの配慮がなされています。日本の高度成長期に電力の安定供給のため建設され、昭和56年10月に1号機が、昭和57年5月に2号機が発電開始されました。