金山町史p544から「ほとんど隧道(ずいどう:トンネルの事)で通水しているので、耕地・山林等を買収することが少なく、地元住民の生活に影響を与えることは僅少であった。そのためわずかの補償ですんだので、工事もスムーズに進捗した。」
今から85年も昔の重機もほとんど満足でない時代に、9.5㎞を1/1,000の勾配で
山中をくり抜いて川をつなぎその落差で発電しています。
昔人の偉大さを感じられる施設です。
http://www.suiryoku.com/gallery/fukusima/inagawa/inagawa.html